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第85回 【春のお散歩】

4月20日(土)は好天に恵まれ、散歩にはちょうどよい気候、
昼食を済ませ、3人でいつものコースを歩く。

すっかり新緑の季節を迎えた川沿いの小路は、
つい2、3週間前の大混雑がウソのように
いつもの静けさを取り戻している。

ところが目黒大橋を越えて少し行ったところで
いまだに咲かないまま、散り残っている桜の蕾を発見。

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これにはクロもビックリ、

「今年はこのまま咲かないんですか?」

これから咲くのか、それとも蕾のまま、萼(がく)と一緒に落ちるのか。
どうなるんだろうね?

川沿いの道をいつもの中里橋で右に折れ、
茶屋坂を上って恵比寿ガーデンプレイスに出ると、

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広場へとなだらかに下る坂道の両側の木々は
なんとも鮮やかなクリーム色の萌芽に彩られている。

これは「唐楓 花散里(トウカエデ ハナチルサト)」という名の落葉高木で、
その萌芽はピンク~白~黄色~黄緑と変化し、
さらに秋になると黄橙~赤橙へと紅葉するという。
その色の変化からか、メープルレインボーという別名もあるとのこと。

恵比寿ガーデンプレイスにはこれまで何度となく足を運んでいるが、
このような木が植えられているとは露ほども知らなかった。
特に今の薄黄色は晴れ渡った青空によりいっそう良く映えている。

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クロもあまりに色鮮やかな萌芽に驚きつつ見入っていた。

恵比寿三越で買い物を済ませて徒歩で帰宅中、
自宅近くで今度は今が見ごろのハナミミズキに遭遇。

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「あ、これは秋から冬にかけて赤く小さい実をつける木だね」

へぇ、よく知ってるね。

「だって去年の12月に坂道の途中で見たよ」

へぇ、よく憶えているね。

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少し行ったところに今度は同じハナミズキでも紅色の花に出会う。

「いろんなお花を見られて楽しいな」

よかったね、これからもっとたくさんのお花を見ようね、クロ。
 

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おじちゃん

現在63歳の自営業男性
妻とクロ、赤ちゃんとの4人暮らし。