去る6月12日に59歳の誕生日を迎えたが、当日は火曜日だし、
19:00から歯医者で神経を引っこ抜く荒療治を受けたので
誕生日を祝うどころの騒ぎではなかった。
そんなわけで6月16日、土曜夜にささやかながら仕切り直しの誕生祝い。
この日のために(小型)ワインセラーで大事に寝かせていた
伝家の宝刀・ネッロダーヴォラをおずおずと取り出すと、

クロもその威容にビックリ。
「これ、おいしいの?」
「いつも飲んでいるワインとは段違い平行棒だよ、匂い嗅いでみる?」

「うわー、なんだか甘くておいしそうな香りがする」

「カンパーニュ、少し食べる?」
「うーん、食べたいけど・・・」

テレビではちょうどロシアワールドカップ、
フランス対オーストラリアの一戦が佳境を迎えている。
クロもトリコロールのリボンをつけてフランスを熱心に応援、
そのおかげか(まさか)フランスが2対1でオーストラリアを下した。
ちなみに妻も私もサッカーにはまるで興味がなく、
私に至ってはオフサイドの意味すらわからない。

〆はやっぱりいつものこれ。
ケーキを見るのもこれで3度目のクロは、
すっかり手慣れた様子でおじちゃんに代わってローソクの吹き消してくれた。
ありがとうね、クロ。
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