
翌日、某大手通販サイトで、クロとまったく同じ、
黒い子猫のぬいぐるみを注文した。
その翌日、商品は私の勤務先でもある実家に配達され、
老母に見せるべく開封してみると・・・
わが家のクロとは、顔がビミョーに違うように見える。
同じメーカーの同じ商品なのに、なんだこの違いは?
そんなことを知る由もない老母は「まあ可愛い」と大喜びだが、
「一晩だけ貸して」と断って自宅に持ち帰り、クロと並べてみた。
(上の写真で左はクロ、右は老母用)
うーん、やっぱり違うぞ。
どこがどう違うかと具体的に指摘することは難しいのだが、
明確に区別がつく。
強いて言えば輪郭であろうか。
クロの方が若干だが横広の顔でトロンとした愛嬌を感じさせるのに対し、
老母に買い与えた方はどちらかというと縦長でキリッとした印象を与える。
もちろん、クロの方が圧倒的に断然可愛い(笑)。
いや待てよ、ただ単に顔の輪郭がほんの少し異なるだけで
「可愛さ」にここまで決定的な差が生じるだろうか。
老母に買い与えた方は、どう見てもぬいぐるみという「物体」に過ぎず、
それ以上何の感情も湧かない。
それに対して、もちろんぬいぐるみであることは百も承知しているが、
少なくとも私にとって、クロは単なるぬいぐるみを超越した存在になりつつある。
すでにそれだけクロの可愛さに癒され、魅了されてるといえばそれまでだが、
いずれにしてもこれはいったいどうしたことか?
大の大人が、大丈夫か!?
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