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第116回【3年ぶりの盛岡】

2022年11月3日から3泊4日で岩手・盛岡を旅した。

早いものであれから3年ぶりとなる盛岡、
今回の主な目的のひとつは「赤ちゃんの里帰り」。

わが家では親しみを込めて、赤ちゃんと呼んでいるが、
元々は岩手の名物「わんこそば」をモチーフにしたご当地人気キャラクター、
その名も「そばっち」。


前回の盛岡旅行の際、妻のキャリーバッグに紛れ込んでわが家にやってきた、
というのはもちろん真っ赤なウソ偽りで、
実際には市の中心部にある岩手物産店「特産品プラザらら・いわて」で購入したもの。
その際、10体近くあった中から、目と口のバランスが特に可愛い1点を厳選して持ち帰った。

その後いくつかの名前の変遷を経た後、「赤ちゃん」と呼ばれるようになり、
今やわが家になくてはならないアイドルとしてクロを含む3人から愛されている。

そんな赤ちゃんが3年ぶりに元居た住まいともいうべきか、
「特産品プラザらら・いわて」に3年ぶりに帰ってきた。

当時は菜園通りにあった同店も、
今は内丸・岩手県民会館裏手にある岩手県水産会館の1階に移転した。

まずは日ごろ世話になっている先輩と知人への土産品を買って発送を依頼、
それを済ませていよいよ本題、レジのオネイサンに恐る恐る尋ねてみる。

「3年前にこの子を当時菜園にあったらら・いわてで買いました。
今日は里帰りという設定で
あの棚に並んでいるそばっちたちと記念撮影させていただきたいのですが、
よろしいでしょうか」

岩手の方々は皆素朴で親切だ。
このオネイサンも破顔一笑しつつ「どうぞどうぞ」と許可してくだった。

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「みんな久しぶり~、元気だった?」

よほどうれしいと見えて、いつも以上ににこやかな赤ちゃん、
3年ぶりに会うお友だちと仲良く写真に収まった。
みんなも赤ちゃんとの久々の再会を喜んでくれているのがよくわかる。

せっかくの機会なので、今回も一体一体の顔を見比べたが、
やはりうちの「赤ちゃん」が圧倒的にいちばん可愛い。

でもみんなも優しい人に買われて長く可愛がられるといいね。

この日は昼食を済ませ、盛岡城址公園の本丸跡にのぼる。

そこに待っていたのは目にも鮮やかな紅葉。
これにはクロも赤ちゃんもビックリ。

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「うわーきれいだな~」

街中でここまでの紅葉が拝めるとは思わなかった。
たまたまちょうど見ごろなタイミングで訪れたが、来た甲斐があった。

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城址公園から遠く岩手山をバックにもう1枚。

そうした3泊4日の楽しい旅もあっという間に最終日。

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帰り際、北上川にかかる橋の上から、雲がかかる岩手山と一緒にパチリ。

今回の旅行で驚いたのは、街のいたるところに貼られた種々のポスターに
赤ちゃんの元?になっているキャラクター「そばっち」が大々的に起用されていること。

コロナ禍に喘ぐ市内飲食店を応援するといういくつもの意義深い企画に、
様々なポーズをとりつつ積極的に協力する「そばっち」の姿を見かけるたびに、
赤ちゃんの表情も心なしか少しだけ誇らしげに映るのは、やはり気のせいか。

楽しかったね~、また来ようね~クロ、赤ちゃん♪
 

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おじちゃん

現在63歳の自営業男性
妻とクロ、赤ちゃんとの4人暮らし。