FC2ブログ

第55回 【夏の終わりに】

8月も15日を過ぎると秋の気配が忍び寄ってくるのを感じる。

少し前までは夜7時を過ぎてもまだ明るかったのに、
今では6時40分ですでに暗くなっている。
そしてこれから日を追うごとにますます日没が早まっていく。

今朝、自室の窓を開けたとき
室内に流れ込んでくる空気の涼やかさに驚いた。
つい先日までは朝から蒸気のような熱風が襲ってきたのに。

こうして夏が過ぎていく。

毎年のことながら、なぜか晩夏に一抹の寂しさを覚えてしまう。
そしてその思いは齢を重ねるごとに強まるようにさえ感じられる。

9月になれば長い夏休みが終わって新学期が始まるわけでもなし、
ただただ暑かっただけで夏の思い出などないに等しいのに。

人はなぜ行く夏を惜しむのか?

ところが、そう思うのは人間だけではなかった。

kuronatu1.jpg
いつものように外を眺めるクロだが、
その表情はどことなく寂しげに映る。

kuronatu2.jpg
後姿には哀愁すら漂っているかのようだ。

そうか、クロも寂しいか。

よし。
今日は快晴の土曜日、昼食を済ませたらクロを連れて、
この夏の思い出を作りにでかけよう。
 

コメント

非公開コメント

おじちゃん

現在59歳の自営業男性
妻とクロとの3人暮らし。